養成講習の概要
森林インストラクター養成講習は、森林インストラクターとなるために必要な知識及び技能を付与することを目的としています。本講習は、会場とオンライン(ライブ同時配信)の2形式により『森林』、『林業』、『森林内の野外活動』及び『安全及び教育』の4科目・26項目について8日間(野外実習1日を含む。)にわたり総合的に実施します。(野外実習は東京都八王子市の高尾山国有林を予定)
なお、オンライン講習では全てオンラインで実施するため野外実習はありません。
受講資格は、年齢が受験年の翌年4月1日において18歳以上の者です。
全4科目を受講して講習修了証の交付を受けた者は、申請により下記の資格等を得ることができます。
- 当協会が認定する「森林活動ガイド」の称号が付与されます。
- 森林インストラクター資格試験(二次試験)の「実技試験」が免除されます。
講習には、科目(3コース)別に実施する講習Ⅰと全科目を通して行う講習Ⅱがあります(両方の内容は同じです)。講習Ⅰはコース別に受講することも、全コースを通して受講することもできます。各人の受験科目等に応じて選択してください。
講習を受講されるかどうかは任意です。森林インストラクター資格試験の受験の要件ではありません。講習を受けなくても受験することができます。
講習Ⅰは、受講しやすいように土曜日と日曜日を挟んだ日程となっています。
森林インストラクターの「養成講習」は、「環境教育等による環境保全の取組の促進に関する法律」(いわゆる環境教育等促進法)の第11条の規定に基づき、平成17年度から「人材育成事業」として環境大臣並びに農林水産大臣の登録を受けて実施しています。